winny事件の今後

p2pのファイル交換はインターネットがある以上、違法者を完全になくすのは、難しい。断っておくがこれは違法者を擁護するものではない。そうである以上、解析できたwinnyを潰すのでなく、adobemicrosoftなど、著作権者が積極的なファイルを交換している物を正規の手順で訴える、あるいは、児童ポルノなど、より深刻な問題を解決するべきではないだろうか。
 犯罪に優劣はないという意見があるが、そうならば、なぜ新宿歌舞伎町ではどうどうと裏ビデオという種類のものが売られているのか?

 つまりはオランダで大麻を合法化したように、ある程度は黙認の上、深刻度の高いものを逮捕すべきだったのではないだろうかと思う。

 しかし実際はこの逮捕劇により、ファイル交換は海外に分散することとなり、捜査が困難になり、P2Pが、そのうちロシアマフィアなどの地下組織の資金源になるのではなないかと懸念する。
そうなった方が、世の中の仕組み上、監視側にお金が入るので、当局としては狙い通りかもしれないが。

 いずれにせよ現法律では、ファイル交換は、著作権違法行為である。人々が、路上駐車並に、慣れてしまわないことを切に願う。