ライブドアについて思うこと。

 TVで、評論家達が、インターネットと放送局の融合がよくわからないというが、
果たして彼らはインターネットをどの程度やっているのだろうか。
blogを書いて、トラックバックがきたことをあるのどうかと思う?
 もしやっていないのなら、わからないのは当たりまえ。
私が「冬ソナ」を見ていないので、何が面白いのといっているようもの。
そういう人でも面白さがわかるならば、とっくに誰でもやっている。

 私は、人気BlogがそのままPoscastingに移行しても面白いだろうし、
著作権フリーの音楽素材が流れてもいいだろう。ニッポン放送アーカイブPodcastingできるなら
リスナーは増えるだろうと思う。

 ライブドアーが何も作っていないという批判もある。
それはすこし間違っている。
ライブドアポータルサイトなんだから、自分で何かを作るわけではない。
人が集まりやすい環境、人が情報を発信する環境を整えるのが主な仕事だ。

デパートに対して、何も作っていないからダメだというような批判は普通ないだろう。
似た企業として楽天の場合は、通販に近いのでビジネスの仕組みは評論家でも理解できる。 
しかし、インターネット上のコンテンツの価値を理解するのはむずかしいのだろう。

 インターネットを通じて世の中に対して、無償でもいいから何かを発信したい人が増え続ける。
今はブログがメインだけど、ラジオだったりテレビに近いものを作ったりするようになる。
 しかも多少アフェリエイトで収入が入るものだからものすごい数の人間がやるだろう。

これらは通常、どこかのポータルサイトを通じで行われる。
無料で使えるし、便利だし、ポータルサイトに登録しないとアクセスも伸びないからだ。

 そうなったとき、ポータルサイトは儲かるだろう。
サーバーやネットワークなどは大量にもっている方が圧倒的に安くすむ。
しかもコンテンツはユーザーがどんどん作成・選別までしてくれる。
 実テンポと違って、ネットワーク上の存在なので拡張は容易だ。
超高層デパートっていっていいぐらい広がりを持てる。

 ライブドアがどうなるかはわからないが
しかしポータルサイトが将来儲かっていくのは確実だ。

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これは週刊!木村剛に対する投稿です。
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